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俺は今、夢でも見ているのだろうか? この状況が夢でないなど信じられないし、夢であって欲しいとも強く願う。 頼む、夢なら早く覚めてくれ。こんな不気味な夢、別に見たくも無いし不愉快なだけだ。 「御機嫌よう皆さん」 誰もが緊迫した表情で壇上の上にいる少女を見つめる。 そりゃそうだ、いきなりこんなことに巻き込まれたら誰もがあの少女が怪しいと思うだろう。 もちろん、俺もそう思っている。でなけりゃ少女はマイクなんて持ってないはずだ。 「あなた達には今からちょっとしたゲームをしてもらいまーす☆」 ゲーム? 大人数でやるゲームと言えば鬼ごっことかかくれんぼとかそういうものを思いつくが……何故か嫌な予感がする。 それは多分、あの少女の怪しげな言動とこの不気味な雰囲気に俺が呑まれているからかもしれない。 俺はまだ希望を捨てたわけじゃない。相手はまだ少女だ、きっと鬼ごっことかそういうのに決まってると信じたい。 「殺し合い……それが今から始まるゲームの名前でーすっ」 俺の期待はあっさりと裏切られた。 なんとなく嫌な予感はしていたが、まさか殺し合いだなんてな。 尤も、これも最悪な展開のうちの一つとして予想は出来ていたんだが、いざ本当にその予想が的中するとなると色々と困る。 参加者の大多数が驚きの声をあげている。当然といえば当然のリアクションだ。 本当なら俺も驚きたい場面なのだが、それはグッと堪えて我慢する。ある程度の予想がついていたから、他の奴らと比べて驚きが少なかったというのもあるかもしれない。 さて。驚きの声が止むとことは無かったが、それよりも一段と大きな『音』が会場に鳴り響いた。 ポンッ☆ そんなふざけた、この雰囲気にはあまり似合わない間抜けな音。 だが音量だけは無駄に大きく、当然、俺達の視線はそこに向くもので。 「……ッ」 そこにあったモノは、見るに耐えないものだった。 それは死体。首から上だけが綺麗になくなって、そこから血が溢れ出しているグロテスクな死体。 普段からそういうのに見慣れている人間にはダメージが少ないのかもしれないが、俺のような一般人にはかなりの大ダメージだ。 首から上のなくなった死体。それは本当にグロテスクだったが、それでも身内の人間にとっては大切な存在だというのには変わりない。 少女が泣いている。首から上のなくなった死体に駆け寄って、泣いている。 俺にはもうあの『死体』が『人間』だとは思えない。非情かもしれないが、もうアレは死体だ。生きてはいない。 壇上の少女は笑っていた。死体の傍で泣き喚く少女を眺めて笑っていた。 身体が熱い。他人が死んだだけだというのに、それだけで無性に苛立つ。 どうしてそう簡単に人を殺せる?人を何だと思ってやがる? 気付いた時には、俺の身体は壇上へと駆け登っていた。 「……どうして殺したんだ」 少女の胸ぐらをつかみ、問いかける。 まだ年端もいかない少女に暴力で訴えかけるというのは、男としては情けないことかもしれない。 でも、今はもうそんなことを気にしている場合ではない。 それに相手は人殺しだ。油断をしたら俺は間違いなく殺される。ここは、絶対に手を抜いたら駄目な場面だ。 もちろんこの少女が殺人をしたとは決まっていない。だが、あの気持ち悪い笑いを見れば疑いたくなるというのが当然だろう。 「うーん……」 少女は少し考え込むと―――― 「皆さんがあまりにもうるさいから、それを黙らせるために一番うるさい人を殺しちゃいました☆」 ふざけた回答を寄越してきた。 「そんな理由で人を殺してもいいと思ってるのか?」 「もちろんです!」 「ふざけるな!お前は人の命をなんだと――」 「待て」 俺が言いかけると同時に首元に冷たい感触が伝わる。ナイフだ。ナイフが、背後から俺の首元に当てられていた。 あまりにも冷たいそのナイフは、人の命を刈り取るには十分過ぎる程の切れ味を持っている。実際こうしてナイフを首元に当てられたことは今までなかったが、こうして体験してみるとその恐ろしさがわかる。 これが本物じゃなくて偽物だったら、と現実逃避もしてみたがどうやらこれは本物のようだ。でなければここまで恐怖心を煽られることはないだろう。 「コイツに常識は通用しない。話すだけ無駄だ」 背後から聞こえる青年のような落ち着いた声。 だがその声は何処かに怒りや憎しみ、狂気を持っているような極めて危険なモノだと一瞬で判断出来る程に鋭く、圧倒的。 確かに、こんな何を考えているのかわからない、化物みたいな少女に何を言っても無駄かもしれない。それに、今ここで死ぬのは御免だ。 でも、ここで下がったらあいつの死は何になる?あの少女は救われないまま終わって、それでいいのか? それに俺は殺し合いなんかに巻き込まれる気は毛頭ない。ここでこの可笑しな少女を捕まえて、それで終わりが一番だろう。 「俺の名前は星野月夜。全参加者中最強を誇る人間だと自負してはいるが、それでも目の前の化物には及ばん。 ……それにコイツは俺の獲物だ。貴様のような雑魚にやるつもりはない」 「獲物とは言いますねー、月夜さん。 天人君もわかったら元の場所に戻った方がいいですよぉ?」 怖い それが、ついさっき、俺の持った感情だった。 憎しみだとか怒りだとか、そういう類の感情は一切消えて『恐怖』という感情だけが心に残る。 何故かはわからない。普通に話しただけなのに、今の少女の言葉には今までに無い威圧感が感じられた。 月夜と名乗った男はナイフを仕舞って元の場所に戻り、俺も壇上から降りる。 俺のあまりもの格好悪さにブーイングをする奴も出てくると思ったが、そんな奴は一人も居なかった。 あの少女は「うるさかったから殺した」と言った。ブーイングをしたからという、くだらない理由で死ぬ奴がいるわけもないか。 「ではでは皆さん、足元に置いてあるデイパックを開けて説明書を取り出してそれを読んでみてくださーい☆」 デイパックに入っていた説明書。 そこには幾つかの注意事項やルール説明が書いてあったが、その内容は人の命を『ゲームの駒』としか扱っていないようなものだった。 一応は生き残って元の場所に帰る方法も記されてはいたが、それは自分以外の人間を殺さなければ実行できそうにないものだ。 つまり、自分達が平和な日常に帰るには嫌でも殺し合いに参加しなければならない。 それに加え、五時間に一度、多数決を行なって最も票が集まった人間は死刑にされるらしい。 多数決で自分が票を入れた人間が死刑になるということは、自分がそいつを殺したのと同じだ。 ゲームに乗らなくても必ず誰かを殺さなければ生き残れない。このゲームを考えた奴はそう言いたいんだろう。 多数決に参加しなければ自分が死刑になるとも書いてある。生き残りたいなら意地でも誰かを殺すしか無いようだ。 「わかりましたかぁ?わからないことがあれば質問も受け付けますよぉー」 とぼけやがって。 わかるかわからないかとか、これはもうそういう問題じゃないだろ。 いきなり殺し合いを強いられて、誰かを殺すのを強いられて、それをいきなり理解しろだなんて無茶がある。 それに頭ではわかっていても、自分が誰かを殺すことなんて想像したくない。 必ず誰かに殺意を向けなければ自分が死ぬだなんて、そんな出鱈目なルールをそう素直に受け止められるかよ。 「はい……」 巫女服を着た可愛らしい小柄の少女がおずおずと手を挙げる。 さっきの惨劇を見たせいか瞳には涙を浮かべているようにも見えるが、それでも質問をしたいということはよっぽどのことなんだろう。 それが俺や他の参加者にとって有益なものになるのかどうかはともかく、この少女の勇気は褒めてやって良いと思う。 「睡蓮くん、質問をどうぞー」 くん?あの少女のことだから『ちゃん付け』だと思ったら男でもないのに『君付け』して呼ぶんだな。 まあ、そんなことは今はどうでもいいことだ。今はとにかく巫女服の少女の言葉に耳を向けよう。 「あの、参加者毎に割り振られている点数はどうしたら下げられるんですか?」 点数。説明書に書いてある『ポイントシステム』のことか。 人を殺せば殺すほど点数が溜まっていき、自分が溜めた点数に応じて色々な利益がある。死者の蘇生まで出来るというのだから、とても信じられたものではないが。 だが、大切なのはそこじゃなくて『特定の人間を殺すと一気にポイントが溜まる』ということだろう。 俺のような一般参加者は30点――良くも悪くも普通で、特別高いわけではない。 でもそれは俺みたいな一般人だけの話であって、一部の参加者は特別に点数が高い奴がいる。さっきの月夜なんかだと一度殺すだけで100点も貰えるらしい。 今回質問をした巫女服の少女の名前は『睡蓮』らしい。『睡蓮』は一度殺すだけで70点も貰えると書いてある。 そして100点溜まればそれなりに良いご褒美が獲得できる。 つまりは70点である睡蓮と誰かを殺せば最低でも100点になるわけで、必ず褒美が貰えるということになる。 俺みたいな奴にはあまり気にならないこのシステムだったが、どうやら高得点が与えあられている張本人にとってはかなりのプレッシャーになってるらしい。 ちなみにこの点数は五時間に一度の多数決後に変動するらしい。 だから睡蓮と呼ばれたあの少女は『点数を下げる方法』を聞いて点数を下げようと思ったんだろう。 「死ねば下がると思いますよぉー」 ……まあ、予想はしていた。 この少女は最初から真面目に質問に答えるつもりなんてなかったのだろう。 とは言え、『点数を下げる方法』という頼みの綱と自分の顔まで割れてしまった睡蓮にとって、この答えはかなりの痛手だ。 わざわざあの少女が名前を呼ぶのには、こういう理由もあったのかもしれない。事実、この短時間で月夜と睡蓮という高ポイントを持つ参加者二人の顔が割れた。 そしてわざわざそんなことをしてまで参加者に狙わせたいということは、もしかしたら高ポイントの参加者達は何らかの手掛かりを掴んでいるのかもしれない。特に月夜は言動からしてあまりにも怪し過ぎる。 睡蓮は少女の答えにしょんぼりと俯いて「そうですか……」と言って、その場で黙り込んだ。 これは間違いなくヘコんでいるな。少しばかり同情してやりたい気分だが、今はそれどころじゃない。 と言っても、は自分のことで精一杯で誰かに同情してやる暇なんて無いというだけの単純な理由なのだが。 「もう質問はないですね?それじゃあ転送開始ですぅ」 は? 何を言ってるんだ、コイツは。いきなり転送開始とか言われても意味が―――― ふと気付いた時、俺は何処かもわからない場所に辿り着いていた。 なるほど、そういう意味だったのか。なにがなんだかわからないが、とにかくあの少女が有り得ない技術を持っているというのは間違いないらしい。 【獄石恵――――死亡】 オリキャラ解説 【日草天人】 17歳。学生。身長170cm程度。正義心と人を思いやる心が少しだけ強いだけの極々普通の少年。 困っている人を放って置くことが苦手で、なんだかんだで助けてしまうことが多く、厄介ごとに巻き込まれることが多い。 所謂ラノベ主人公タイプ 【星野月夜】 17歳。学生。身長は天人とあまり変わらない。 過去に一族を抹殺されており、復讐に燃える復讐鬼。異常なまでの自信家でもある。 能力は血液を自由自在に操るというモノ。能力自体は大したことは無いが応用が効く。 人外と対等に渡り合える程の戦闘技術と常軌を逸した殺人技術を有しているが、力はあまり強くない。 学生ではあるものの『星野』という一族の関係上、裏の世界にある程度通じており、殺人を行ったことは数えきれない程ある。 得意な武器は持ち運び便利で殺傷能力も高いという理由でナイフ。苦手な武器は刀のような無駄に重くて長いモノ。 その他、様々な謎があるがネタバレになりそうなので今は自重。色々とぶっ壊れているが種族はあくまで『人間』である 【雪柳睡蓮】 15歳。巫女服を着ているが男。見た目は女にしか見えないが列記とした男である。 陰陽師とイタコの能力を有しており、才能は全参加者中トップクラスだが、ヘタレ。 ちなみに巫女服を着ている理由は『女として育てなければ危険な災が襲いかかる』と予言されたことがあるからである。 故に本人は自分が男だという自覚があまりない。 【獄石恵】 見せしめ。宝石が大好き。何故か彼女の首輪にだけダイヤモンドが埋め込まれていた。 GAME START 時系列順 Monster GAME START 投下順 Monster GAME START 日草天人 Monster GAME START 星野月夜 [[]] GAME START 雪柳睡蓮 [[]] GAME START 獄石恵 死亡
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以前、サクラでうpされてた従姉がどうとかいうアレですw 詳細はBLOG参照www 01 02 03
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序曲Op.6-1(Overture) 作曲者:Ferdinando Carulli 年代:? 演奏形態:独奏 収録:現代ギター 2004年8月号
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Overture ~序曲~ ◆T0ldTcn6/s さて、当然の話ではあるが。 彼女は拡声器を使って参加者を募った。 おそらく周囲にもとどろいているだろう。向かう人間もいるだろう。 だが、いやだからこそ。即座に結果は出力されない。 これは、そのタイムラグ……空白の時間に起きたほんのちいさな出来事である。 かつん、かつん、かつん。 人気もなければ生活感のない病院の廊下を少女が歩く。 しかし、その冷たさに似つかわしくない機械的な光が床を照らしている。 さすがに暗がりで探索すると見落としが多くなる。だが、こんな夜分に照明を点けるということは自分の位置を教えているようなもの。 しかし、大声で病院で待つと触れ回ったのだ。気にする必要なんてあるものか。構うことなくスイッチを入れた。 もっとも。あまり期待はしていなかったのだが、良い意味で予想を裏切ってくれた。さしもの亮子も電気が本当に供給されてるとは思っていなかったのだ。 この分だと水道やガスといったライフラインはおそらく十全のはずだ。 かくして彼女は手早く、そして慎重に歩を進めていく。 やがて、亮子はある部屋の前で足を止めた。 静かに扉を開ける。修羅場をくぐり抜けた彼女の嗅覚が誰もいないと告げている。 だが、最大限の警戒を払った。仮に境界の先で敵が待ち伏せしていたとしても彼女を殺すことは叶わなかっただろう。 生半可な人間なら逆に拘束、無力化されることは自明だし、彼女にもその自信はあった――もっとも、生半可でない人間も存在するのだが。 誰もでてこないことを確認し、部屋のスイッチを入れた。そして再度、中を確認するが誰もいない。 ここに来た目的は――医療品だ。痛み止めや消毒薬、包帯などはこれから必ず必要になってくる。 モノはすぐに見つかった。そして同時に『痕跡』も。 (誰だか知らないけど、先客がいたのか) 既に物色された後のようだ。幸い、全て回収されたわけではない――いや、物理的に考えて全てを回収するのは無理だ。 おそらく必要なものを必要なだけ持ち去ったのだろう。 予定通り自分も『先客と同じ行動』をとる。これである程度の負傷には対処できるはずだ。 人を殺したことこそないものの修羅場の1つや2つ、くぐりぬけている。当然、応急処置の知識もある。 (これで、よし) 部屋の灯りを消し、廊下へ。ここまでの経過は10分。拡声器を使ってまだ10分。結果が出るにはまだ早い。 そこで彼女はこの病院をもう少し探索してみることにする。 それ故の必然。データは電子化する世の中だ。あるべき所にはきちんと存在するもの。 (パソコンか……悔しいけどあたしは詳しくない) この会場は主催者の用意したもののはず。あくまで可能性でしかないのだが――PCに何らかの手がかりが残っているかも知れない。 だが、亮子にはこのような電子機器の知識は――オルゴール殺人事件では知人に頼ったことからも分かるが――薄い。 さらには拡声器を使ったため時間的余裕もないのだ。調べるだけ無駄と判断する。 そのときだった。いつも弟の隣にいるおさげの少女を思い浮かべたのは。 カノンとの戦いもそうだ。彼女は弟の拉致されている場所を発信器で――本人は恋する乙女の直感と誤魔化していたが――把握していた。彼女は死ぬかも知れない無茶をやってまでカノンを足止めして、時間も稼いだ。カノンを無力化する切り札にもなった。 そう――あの戦いは彼女なしにはあり得ない勝利だった。 そして亮子は彼女の武器を知っている。 (あいつなら何か分かったのかも……) 学園でも有名な『情報通』。本来なら部活として成立しない『新聞部』を強引に認めさせている彼女。 人捜しを有料で行っている、警察を脅迫してる、学長すら逆らえないなど黒い噂が絶えない。 弟と関わるようになって、彼女とも関わったあたしはその噂が本当でもおかしくないと思っている。彼女の情報収集能力、行動力は常人の域を超えているのだ。 さらに今里先生が刺されたあの事件、彼女は3日で犯人を絞ってみせると宣言したという。あたしはこの件には関わってないが、噂は学園全体に広がっていた。人づてで耳に入っている。 そして、宣言するにたり得る能力があったのだろう。でなければあの理緒が自爆して胸部を破壊するなんて行動に出ない。 大勢いる学園の生徒から容疑者を数人に限定する――知の部分で弟の助けがあったのだろうが、それをさっ引いても並の人間には不可能だ。 (いるかどうかは分からないけど、いるならば合流したいね) あれが殺し合いに乗るとは思えないし、とここまで考えてふと時計を見やる。 どうやらいつの間にか5分たったらしい。拡声器を使ってからおおよそ15分。 少し早いが病院の近くにいる参加者がやってきてもおかしくない頃だ。それにもう病院での用は済んだ。 そろそろ入り口に向かうこととする。 (それにしてもあのメッセージ……) 病院に入ってすぐの掲示板で見つけたものだ。曰く『――放送の度、僕は4thの所へ向かう。秋瀬 或』 メモに記されている名前には偽りはないだろう。ここで偽名を使う意味はない。秋瀬 或という参加者を心に刻み込む。おそらく先ほど述べた先客こそこの秋瀬だろう。 そしてメモの内容を吟味する。ここでポイントとなるのは4thの一点のみだ。「の所」に続くことから場所を示していることは間違いない。だが施設は17個。 まず4thの意味――4番目という観点から施設を特定しようと考えた。しかし、どう視点を変えても該当する施設があるとは思えない。 この4th、おそらく秋瀬の関係者にしか分からない一種の暗号と推測する。部外者がこのメモを見ても有益な情報にならない。 単純ではあるが身内だけに伝えたいというなら有効な手段だ。 (ま、考え事はここまでだね) 現在地――病院の入り口。パニッシャー――いつでも使える、問題なし。周囲警戒――まだ誰も来ていないようだ。 さあ、鬼が出るか蛇が出るか、それとも希望を掴めるか。 少女が一人、立っていた。 【D-2/病院入り口/1日目 深夜】 【高町亮子@スパイラル ~推理の絆~】 [状態]:健康 [服装]:月臣学園女子制服 [装備]:パニッシャー@トライガン・マキシマム [道具]:支給品一式、拡声器、各種医療品 [思考] 基本:この殺し合いを止め、主催者達をぶっ飛ばす 1:とにかく仲間を集める。 現在地で、放送を聞いて集まってきた、殺し合いに乗っていない人間を待つ。 2:殺し合いに乗った連中が来たら、パニッシャーで威嚇し追い払う。 3:ヒズミ(=火澄)って誰だ? 鳴海の弟とカノンは、あたし達に何を隠しているんだ? 4:できれば香介は巻き込まれていないといいんだけど…… 5:あのおさげの娘(結崎ひよの)なら、パソコンから情報を引き出せるかも。 6:そういや、傷が治ってる……? [備考] ※第57話から第64話の間のどこかからの参戦です。身体の傷は完治しています。 ※火澄のことは、ブレード・チルドレンの1人だと思っています。 また、火澄が死んだ時の状況から、歩とカノンが参加していることに気付いています。 ※秋瀬 或の残したメモを見つけました。4thとは秋瀬とその関係者にしか分からない暗号と推測しています。 時系列順で読む Back 神の座を探す君の名を、誰もが心に刻むまで Next 序章の始まり 投下順で読む Back 神の座を探す君の名を、誰もが心に刻むまで Next 序章の始まり 021 その口はあまたの灯 高町亮子 051 殷の太師
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登録日:2011/02/02(水) 01 49 51 更新日:2021/10/07 Thu 18 31 38 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 OBSTACLE OBSTACLE_OVERTURE アプリ ゲーム 川上稔 携帯電話 電撃文庫 電撃文庫MAGAZINEで連載されている『OBSTACLE』シリーズ「OBSTACLE OVERTURE」の携帯アプリゲーム。 2010年10月から電撃文庫モバイルでサービス開始された。 シナリオは都市シリーズ、終わりのクロニクル、境界線上のホライゾンでお馴染みの川上稔。イラストは常の如くさとやすが担当している。 川上稔の展開する作品群の中で一連の流れを持つ世界の一つであり、OBSTACLEの時代を描いたもの。GENESISとCITYの中間にあたる。 【ストーリー】 ――ここは、滅びの運命が決まった世界。 滅びるとは言っても、神様の手でまた作り直されたり作り替えられたりするので、人々はテキトーに生活していました。 ただまあ、滅びるときはケッコー騒ぎになるもので、以前に半分滅びたときもちょっと大戦あったりしました。 さて、この世界の残り半分が滅びるのではないかと、その調査と確認に派遣された見習い賢者一行でしたが、旅の途中、王都からの命令で、ある村に行き、そこで停留するよう命じられます。 そして、到着した村は、過去の大戦で要所だったらしい村でした。 村長のはからいで、見習い賢者一行は村に投宿。そして村の人々の紹介を得ます。 そして、何でも屋として働く通常週と、村の訓練所で訓練と公共事業を行う通常週を交互にするのですが……。 (本編より抜粋) 【システム】 ADV+カードゲーム。 プレイヤーは職業カード九枚からなるデッキを作り、毎週配信されるミッションをクリアしていく。それぞれのミッションには、一部の例外を除き、一ミッションに一回の戦闘が存在しており、戦闘は、 先攻後攻の決定 ↓ 先攻側の攻撃 ↓ 後攻側の攻撃 を一ターンの流れとし、最大で十ターン繰り返す非常にシンプルな構成となっている。プレイヤーは、規定されたターン以内に勝利条件を達成する事を目的とする。 しかし、実際の戦闘はオートで進むため、プレイヤーの操作が入る余地はない。そのため、ここではデッキの構築を中心に説明する。 前述した通り、デッキは九枚の職業カードからなり、それぞれのカードを配置する位置によって、異なる特殊効果を得る事が出来る。カードの配置位置は ○ATK60 ○ATK30 ○ATK10 ○SPATK ○SPDEF ○DEF60 ○DEF30 ○DEF10 ○LEADER からなっている。 それぞれ、ATKは自身の攻撃を現し、DEFは相手の攻撃に対する防御を現している。 それぞれの攻撃フェイズにおいて、ATK、DEFの位置にあるカードの内一枚を使い、攻撃、防御を行う。使用するカードはランダムで決められるが、完全なランダムという訳ではなく、それぞれのATK、DEFの後ろに付いた数字が、位置にあるカードの発動確率を現している。 つまり、仮に全てのカードが使用可能な状態にある場合、ATK60が60%、30が30%、10が10%の確率で使われる事になり、ATK60のカードが最も使用される確率が高いという事になる。 そして、そのカードが使用された次のターンは、そのカードが使用不可能な状態となるため、ATK30、ATK10の二つの内、どちらかが使用される。 また、SPのカードは、普段は使用されず、SPターンと呼ばれる特殊なターンでのみ使用される。SPターンはそれぞれ、ゲームが開始した1ターン目、中盤の5ターン目、終盤の9ターン目に割り振られており、SPターンにおいては、必ずSPカードが使用される。 LEADERカードは、直接戦闘には参加せず、デッキ全体にステータスアップやHP回復などを行う。発動ターンはそれぞれのカードによって異なるため、一概に言うことは出来ない。 その他にも細かいルールが結構存在するため、興味が湧けばOHPを参照のこと。 【キャラクター】 ある理由により、この世界の人間は名を持てないため、職種で個人の区別がされている。 ○WISDMAN/見習い賢者 本編の主人公的存在。眼鏡+青髪。パーティーのまとめ役だが、イマイチまとめられていない。苦労人。絶壁。 カード性能は、全体的に能力値が低く、主にデッキのコストを減らすために用いられる。 が、DEF60などの効果を上手く使えば形成を一気に変える事も可能だったりする。 ○PALADIN/聖騎士 パーティーの攻撃の要。髪の色は黄緑。ボケ担当。登場人物で唯一(自称だが)バストが公開されている。ばいんばいん。 カード性能は、攻撃値と防御値が高いが、足が遅くコストも高い。その為多くを入れる事は出来ないが、一枚入れるだけでもデッキの性能は十分に変わる。 ○PRIEST/僧侶 銀行員で僧侶。ケッコー腹黒。聖騎士曰く、守銭奴神に仕える金の亡者。普通。 カードの性能は、基本能力値は低いが、初期カードの中では唯一のHP回復持ち。 効果によりアタッカーとしても意外と使えたりする。 ○MAGE/魔術師 おっとり系で、ですわ口調。僧侶の友人。髪の色は紫。カードのテキストから察するに砲撃専門。一応飛行もするらしい。爆撃用に。でかい。 カードの性能は、術式による攻撃、防御が優れており、またMPも高い。 が、他は平均かそれ以下。 攻撃の重みは胸と比例します。 ○THIEF/工兵 魔術師の妹。髪の色は茶色。子供っぽく、背丈は作中最小だと思われる。小さい、が見習い賢者よりは大きい。 カードの性能は、速度値が高く先攻を取り易い。防御が回避なため、はまれば強い。 ○SOLDIER/衛士 全てにおいて平均的。自称「健康で健康でしかたがない」。僧侶に買収されてついて来た。普通。 カードの性能は、普通。制作元曰く、迷ったら取り敢えずSOLDIER入れとけ。 取り敢えず初期メンバーはこの六人。だが、月二回ほどのペースで、新メンバーが追加され続けている。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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カテゴリ 一通り翻訳されているものに「完」をつけておきます。 EP1/ButtonNames完 EP1/DeathMenu完 EP1/Inventory完 EP1/Intro完 EP1/Items完 EP1/Global完 EP1/LoadTexts完 EP1/MainMenu完 EP1/Misc完 EP1/Notebook完 EP1/Notes完 EP1/PersonalNotes完 EP1/Player完 EP1/Radio完 EP1/Save完 EP1/SaveNames翻訳なし (ここで日本語を使うとセーブ時にクラッシュするようです) EP1/StartUp完 EP1/00_01_boat_cabin完 EP1/01_01_outside完 EP1/01_02_mine_entrance完 EP1/01_03_shafts完 EP1/01_04_old_storage完 EP1/01_05_office完 EP1/01_06_workshop完 EP1/01_07_lead_mine_shafts完 EP1/01_08_water_cave完 EP1/01_09_generator_room完 EP1/01_10_small_shaft完 EP1/01_11_new_storage_room完 EP1/01_12_water_cave_tunnels完 EP1/01_13_A_iron_mine完 EP1/01_13_B_iron_mine完 EP1/01_13_C_iron_mine完 EP1/01_14_refinery完 EP1/01_15_icecave完 EP1/01_16_destroyed_shaft完 EP1/01_17_worm_nest完 EP1/01_18_mining_room完 EP1/01_19_door_shaft完 EP1/01_20_base_entrance完
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